『ChapterⅡ』にはサガファン待望のゲームボーイ3部作がいよいよ収録されます。もちろん『ChapterⅠ』での収録も検討されていたのですが、詰め込みすぎてそれぞれの作品の色が薄くなってしまうよりも、それ以降のChapterで出したほうが各作品が目立っていいという判断のもと、『ChapterⅡ』で新登場ということになりました（サガコンピレーション・TCGは最初期の段階でシリーズ化することが決まっていましたので、すんなりと決まりました）。
今回はそのゲームボーイ3部作から各作品2枚ずつ紹介していきたいと思います。
記念すべきサガシリーズ最初の作品である『魔界塔士サ・ガ』からは、2枚のカードを紹介したいと思います。まず、1枚目は火属性の【SG2-021C】にんげんです。自分が使うキャラクターとして選択できるものですが、TCGでは一般アイコンをつけて複数出せるようにしてあります。
2コスト3000とやや低めに設定されている初期値ですが、自分がダメージを受けていると強くなります。5点以上のダメージを受けてるときにフィールドに出せば、対戦相手の予測していなかったダメージを入れることもできるでしょう。なお、後述しますが【ジョブ（にんげん）】であることはTCGでも大きな意味を持ちます。
2枚目のカードは【SG2-035C】エスパーギャルです。こちらは3コストで7000ですので、基本スペックはすでに備えています。さらにアビリティを2つ持ち、対戦相手にダメージを与えたときはデッキの1番上のカードを操作でき、フォワードをブレイクしたときはすべての【ジョブ（エスパー）】をアクティブにします。エスパーギャル自体も【ジョブ（エスパー）】ですので、アクティブにすることができます。このように、やや攻撃的なキャラクターとなっています。
実は『サ・ガ2』のキャラクターはすでにせんせいがカード化されているのですが、今回で本格的にカード化されることになりました。
まず1枚目は中ボスの【SG2-008R】オーディンです。第8世界の新しき神であるオーディンは、能力的には十分なのですが1つだけ対戦相手にちょっとお得な効果がついています。原作経験者の方はすぐにわかると思いますが、これはちょっとした原作再現です。キャラクターにとってはデメリットですが、雰囲気を出すためには必要なアビリティではないでしょうか。
2つ目は敵ではなく味方を助けてくれるキャラクターになります。【SG2-056C】ふくめんは主人公たちを助けてくれるキャラクターですが、カードゲームでもサポート役として頼もしい能力を持っています。ChapterIの【SG1-043U】グレイとは相性がよく、自分を選んでアビリティを使ったのちにグレイを出すと、ほぼブロックされないアタッカーとして活躍してくれます。
3部作最後の作品となる『サ・ガ3』からは土属性と水属性のカードを1枚ずつ公開します。まず土属性のカードは【SG2-078C】シリュー。【カード名（デューン）】と一緒に使用することをおすすめしますが、【ジョブ（にんげん）】か【ジョブ（エスパー）】をフォローしてくれるカードでもあるので、そういう方向でデッキを組むのもおもしろいかもしれません。
水属性のカードは【SG2-121C】ポルナレフ。【ジョブ（にんげん）】か【ジョブ（エスパー）】が多ければ多いほど、フォワードのパワーを下げることができます。なお、フォワードを選ばなくてもカードを引くことができるので、どのような状況でも最低限の活躍はしてくれるのではないでしょうか。
『サ・ガ3』のカードにはこのように【ジョブ（にんげん）】か【ジョブ（エスパー）】に関する能力を有するものが多く、この2つのジョブは『ChapterⅡ』において重要なジョブになっています。ぜひ、この2つのジョブにも注目してみてください。
